少しは、恩返しができたかな

少しは、恩返しができたかな

悪性の肉腫と闘う卓球少年の最後の親孝行は東大合格—短い命で逝った感動の実話!

北原和憲は、駒場東邦高校2年生で、卓球部のエースとして活躍していた。ところが1999年、悪性の肉腫「ユーイング肉腫」と診断。和憲は迫り来る病気の影におびえていた。やがて抗がん剤治療が始まり、和憲の体に大きな負担がかかっていく。それでも和憲は決して弱音を吐かず、周囲の人間に痛いほど気を遣っていた。月日が経ち高校3年になった夏、和憲は大学受験を決意する。和憲にとって「受験が生きる目標」なのだった。和憲は病気と闘いながら受験勉強に打ち込む。しかし皮肉にも和憲の身体を、がんが蝕んでいく。そんな限界ギリギリの中で、和憲は東大受験に挑むのであった。

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