戦後から3年。日本が凄慘な戦禍から立ち直り始めた時代、巷の話題は、貴重な美術品や高価な宝物ばかりを狙い、神出鬼没な怪人二十面相(ビートたけし)の話題で持ちきり。 そんな折、二十面相より東京国立博物館の国宝すべてを奪うという犯行予告状が届く。 犯行日当日、北小路(北村総一朗)館長の依頼を受けた中村警部(伊東四朗)は厳重に警備を固めるが犯行予告時間になっても目立ったことは何も起こらない。 安堵していた彼らの前に、悠然と姿を現した明智小五郎探偵(田村正和)は、国宝を片っ端から壊し始め…。 今ここに明智小五郎と怪人二十面相の対決が幕を開ける。